咀嚼障害(重症筋無力症)29日目  おひるのできごと

■11月2日(月)■ 11:30ころ

昼食時間も近くなってきたので、ひとっぷろと思って廊下にでると、友人の看護師の姿があった。
確かに今日の午後とは言っていたので、こんなに早くに来たのでリアクションに困り巣になって
しまい、なんとも愛想の無い挨拶をしてしまった。 
そこには、娘(次女?)もいた。  失礼な言い方になるが、想像以上にかわいかった(笑)
まだ5歳ではあるが顔立ちがはっきりしているので、20年後が楽しみであるが、私が父親では
無いので関係ないが。。

手土産に、リクエストをしていたスコーンを持ってきてくれた。

■クリームティ■

この友人は同じ職場なのだが、タブレットの使い方を定期的に教えていたり、レポートの添削をしたりとした、
お礼にいただいたことがあり、そのときのおいしさが忘れられなくて入院する前にリクエストを
していた。

その後、病状の経過を話したり仕事場の話しをしたりと。
意外といなくてもなんとかなっているな、とも思えたが日々のこ出来事を考えると"なんとかなっている"と
いうよりも"なんとかしている"もしくは"現状維持"とも聞こえもした。

その言葉を聞いて少し安心もした。
この長期間に私がいなくてもなんとかなるのであれば、復帰したとしても必要とされずに解雇になる
可能性もあったからであり、この2年間に私がは把握しているだけで実際に3件あった。

いづれにしてもお見舞いに来てくれたことは大変うれしかった。
独身で、かつ、友人も少ない私にはお見舞いに来てくれる人なんかいないので一層のこと。
こんなとき友人には感謝である。退院したら今以上に気をかけてあげないと。

そのまま話しを続けていると、昼食が運び込まれてきた。
悪く思ったのか友人はそれを見てか、一言二言私にに声をかけて帰宅した。

改めて手土産を見た。スコーン以外に、コーヒー、お社、それとお見舞金もあった。
"そこまで気をつかわなくても"と思いつつも感謝でいっぱいである。

こんなに幸せな日々を過ごしているのは、何年ぶりだろうか。いろいろ黒い問題を抱えている会社では
あるが、やさしく接してくれる人もいる。この日々がいつまでも続けばと思った。