咀嚼障害10日目

【10月15日】 11:30 大学病院

診療予約時間は、12:30だったが、新築後久々だったこともあり院内探検したいがために、
早めに受付をすませた。

今時の大学病院はすごい設備だ。これも独法化の恩恵なのだろうか。
きっと、全国の大学病院もこんな感じなのうだろう。

そんなこんなしているうちに時間が迫ってきたので、診察受け付けに戻ることに。

【10月15日】 12:20 神経内科待合にて

予約時間に診察が始まらないのは、病院あるあるなので気長に待つことに。

待つこと1時間。ようやく呼ばれた。

診察室に入り問診を受けた。

紹介状を書いてもらっていたが、意外と内容に食い違いがあり先週からの経緯を説明することなった。

その後簡単な触診を行った後に、撮影と呼吸機能、心電図をとることになった。

広い大学病院だが、院内案内書と通路に張られている色テープをたどることで簡単に2つともクリア。

久々に呼吸機能(FVC)を行ったが、昔、呼吸機能といえば、水が張ってある器具に繋がっている
パイプに息を吹き込んでいたが今ではデジタル計測器があることに感動。
なかなかいい体験だった。

そして3回の診察室へ戻った。…が、ここでも1時間待ち。う~ん、睡眠不足もあるがダルい。

今度は診察室で、テンシロンテストなる検査を行うことに。

テンシロンテストとは、試薬を注入することで反応を見るものらしい。
陽性の場合には、筋肉が反応して瞼があがるとのこと。
反応を比較するために注射前後の写真を撮影するとの説明があり、カメラを取りに
詰所へ行ったものの一向に帰ってこない。どうした?と思っていたら、カメラのバッテリーが
充電されていないので他の診療科より借りてくる的な話声が聞こえた。

もぅ、勘弁してほしい。 こちらは寝不足でダルいのに。。。

数分後に戻ってきて、医師の言い訳から始まる。かすかに聞こえていたので医師の態度が
少しおかしかった。

そんな訳で、注射前に顔写真を2枚撮影。
その後、大塚注100mLを点滴しているルートを通して注射するらしいのだが、粘度がそうとう高いのか、
一向にルートに落ちてこない。 医師悪戦苦闘。

ようやく試薬を投与。

すると、1分も経たないうちに視界が晴れてきた。きっと瞼が上がってきているのであろう。
こんなに効果があるとは、注射薬恐るべし。

ここで、もう一本試薬を注射することに。

その後、医師より問診されこれで症状が明確になった説明があった。
今後の治療計画について、現在治療枠が無いので治療ができる他の医療機関を紹介されることに
なった。その間も会話のやり取りをしていたと思っていたが、あれよあれよの間に看護師が集まってきて
私の身体を支え始めた。どうやら気絶寸前だったらしい。

検査での目的は達成できたので、別室で横にならしてもらった。

その間、医師は紹介先医療機関の医師との調整や紹介状の作成に忙しそうだった。
今後の予定は、大学病院の医療連携室より連絡があるとの説明をうけ、受診終了。会計へ。

会計は、会計伝票を窓口に提出すると、居間林の自動入金機で行う。
1階に8台。2階にも数台あるらしい。さす1500人/日の病院である。

次の医療機関での治療の繋ぎ用に、処方をしてもらった。筋肉の収縮を助ける薬らしいが、
下痢を伴う可能性があるので、最初の1~2は1日1個で、それ以降は様子を見て朝晩1個づつ
飲むように説明を受けている。

今日は試薬の効果が生きているので、明日より飲むことにしよう。

そう思う筒帰路へ

【10月15日】19:30 帰宅

まずは今日の出来事の整理。
作用会先は入院を前提に受け入れを考えているらしいが、極力、通院での治療が可能か
確認することにしよう。ただでさえ連続1週間も休んでいるのに、これから続けてまた1週間となっては
業務に支障がくることは明白。ヘタすると、これを口実に解雇をい荒れても不思議ではない。
うちの法人だったらやりそう。

考えていたらおなかがなった。今日だったら試薬の高価が残っているから食べれるかと思い、
先日買った菓子パンを食べてみる。

おっ! いける! いける!   1個を発症前とほぼ同じペースで完食。 

だが、筋力の低下のためか水を飲み込むのも精いっぱいだった。
だが、ひさしぶりの食事らしい食事でうれしかった。

そんなこんなを考えながら就寝した。