咀嚼障害(重症筋無力症)27日目

■10月31日(どようび)■ 入院生活13日目

今朝は、いつもより視界が良いことに気が付いた。
いままで、声の調子が戻りつつあるくらいだった。今朝は天気も良くなかったので
もしかすると眩しくなくて良いように思えるだけかもしれないけど。

それでも良いのは気分がいいものだ。

そうこう考えているうちに、携帯電話が鳴った。 職場の別の部署の事務員(♀) からだった。
土曜日に電話とは、よっぽど困ったのだろう。電話に出てみた。

要件を聞いたところ、新しいPCにアプリを設定したがうまく動かないとのことだった。
えーっ、と心のなかで思ったが、続きを聞いてみた。

おそらく設定が足りないだけだろう。だけど、よりよって私がいないときにすることはないだろう、
自分でなんとかできると思ったのだろうか?、とツッコミを入れたいところだったが、ぐっと飲みこんだ。

よくよく聞くと、やはり設定の問題のようだ。  とりあえず放置してもらい私が復帰するまで待って
もらうことにした。 やれやれ、甘く見すぎだよなぁと思いながら電話でやりとりをしていたが、
やはりここが限界なのだろうか、いつもの声圧で会話するには10分程度が今のところ限界らしい。
やや抑えていれば、30分以上いけていたので問題無いかと思っていたが、これでは復帰しても
今までと同様の会話をするのは難しそうである。

すこしがっかりしたが、そんな素振りを声にださないように会話を続けた。
とりあえず、復帰した際には1番で対応しに行くことを約束して電話を切る。

電話を切る前に、事務員(♀)よりお見舞いに行けないことを軽く恐縮される挨拶をされた。
思い起こしてみると、声が出ないことにやや苛立ちを乗せてしまった感じで後半会話を
していたせいかもしれない。

復帰したら誤りに行かないと。。。

午後から、いつもの散歩に出かけた。
今日は、いつもより多く時間を申請したので、すこし遠くの神社へ行くことにした。
クルマでは、しばしば通るものの中に入ったのは10年以上ぶりかも知れない。
ここは、地元でも有数の神社ではあり初詣の参拝者もハンパないほどである。
私が最後に来た日の前日に不審火が発生する事件があったために、職質されたトラウマによるものだ。
出来れば帰宅はないが、などと考えていたら40分程度歩いて到着。

やけに参拝者が多く、屋台も数件でていた。
この寒くなる季節に行事があるのか?と思っていると、家族連れが多く見られた。
その姿は、振袖も見られた。  

あぁ、七五三だ。

バツ2独身の私dすが、子供がなく無縁だったため全く気が付かなった。

この風景を見ていると、ひとりくらいいてもよかったかなぁとも思えてしまうが、いまさら仕方がない。
このトシでは諦めている。

そして境内を少し見て、そのあとやや遠回りをして病院に戻った。外出時間は昨日と同じだったが、
休憩なく歩いたので大変疲れた。

明日はどこに行こうかなどと考えている今時分である。

イメージ 1